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【通貨】外為サマリー:一時1ドル104円40銭台に急上昇、「トランプリスク」後退でドル買いに

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=103円96銭前後と前週末午後5時時点に比べ70銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=115円39銭前後と同80銭強のユーロ高・円安で推移している。

 前週末28日に発表された米雇用統計は非農業部門雇用者数が16.1万人増と市場予想(17.5万人)には届かなかったが、過去分の上方修正と平均時給の伸びなどで12月利上げ観測は継続した。

 この日の東京市場では、早朝の6時頃に米連邦捜査局(FBI)高官が米大統領選の民主党・クリントン候補のメール問題に関して、犯罪に相当しないという結論に変更はないと伝わり、共和党・トランプ候補の勝利に対する「トランプリスク」が後退したことを好感するドル買い・円売りが流入。午前8時過ぎに104円47銭まで買われる場面があった。ただ、午前9時以降は買いが一服、104円台を割り込む動きもみられた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1099ドル前後と前週末に比べ 0.0003ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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