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【通貨】NY為替:米10月雇用統計は12月利上げの根拠強めるも、大統領選挙控えドル伸び悩む 103.29円

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

ニューヨーク外為市場でドル・円は、103円29銭まで上昇後、102円86銭へ反落してして103円07銭で引けた。米国の10月雇用統計で賃金が前年比で2009年6月来の大幅な伸びを示すなど、12月の利上げを一段と正当化する結果となったためドル買いが強まった。しかし、来週に控えた米国大統領選挙への警戒感から買いが続かず、伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.1080ドルへ下落後、1.1142ドルへ反発し1.1139ドルで引けた。ユーロ・円は、114円20銭から114円88銭へ上昇。ポンド・ドルは、1.2468ドルから1.2557ドルへ上昇した。年内の利下げ観測が後退したほか、英裁判所による判決を受けたハードブリグジットへの警戒感の後退でポンドのショートカバーが継続。

ドル・スイスは、0.9734フランから0.9681フランへ下落した。安全通貨としてのフラン買いが続いた。

《MT》

 提供:フィスコ

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