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【市況】4日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安と反落、ゼネコン株に利食い売り

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

4日の中国本土市場は小幅ながら値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.62ポイント(0.12%)安の3125.32ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、3.82ポイント(0.12%)安の3272.24ポイントで引けた。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数は0.38ポイント(0.11%)高の345.43ポイント、深センB株指数は3.73ポイント(0.32%)安の1163.73ポイントで終了した。

全体として方向感を欠く展開。直近で公表された中国PMIが良好だったことを材料にした買いが散見されたものの、上値は重く、結局マイナス圏で引けている。上海総合指数は昨日、約2週ぶりの高値水準に上昇しただけに、週末を前に利益確定の売りも出た。

業種別では、インフラ関連株がさえない。前日にストップ高したゼネコンの中国交通建設(601800/SH)は2.8%下落した。金融株や不動産株も値を下げている。バイオ医薬関連株や素材関連株の一角も売られた。

半面、石炭株はしっかり。最大手の中国神華能源(601088/SH)が1.9%上昇した。自動車株の一角も物色されている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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