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【特集】DLE Research Memo(2):ソーシャル・コミュニケーションとIPクリエイションが主力事業

DLE <日足> 「株探」多機能チャートより

■会社概要

(1)事業概要

ディー・エル・イー<3686>の事業領域は「ソーシャル・コミュニケーション領域」、「IPクリエイション領域」の2種類で構成される。

ソーシャル・コミュニケーション領域は、キャラクターやブランドを活用しセールス・プロモーション、アプリ、スタンプなどのデジタルコンテンツ、グッズ製作等、幅広いサービス領域に展開する事業である。IPクリエイション領域はTV、映画、インターネット向けの映像制作といった、映像コンテンツを作って納品する事業である。

2016年6月期の事業領域別売上高を見ると、ソーシャル・コミュニケーション領域はIPの認知度向上やサービス展開領域の拡大などにより1,528百万円と前期比43.3%増となっている。また、IPクリエイション領域は実写映画プロデュースが好調で、売上高1,550百万円で同62.9%増とこちらも売上が伸びており、いずれの領域も好調である。

なお、2016年6月期の事業領域別の売上構成はほぼ5割ずつであるが、売上総利益の構成を見るとソーシャル・コミュニケーション領域が60%以上を占めており、同社収益の源泉が時流に合わせて迅速かつ柔軟にサービス領域を適応させ、進化し続ける“知的財産権ビジネス”にあると推察される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)

《HN》

 提供:フィスコ

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