【材料】タカタが続急落、「米子会社を破産法で調整」

　タカタ <7312> が続急落。日経新聞が4日付で「エアバッグのリコール(回収・無償修理)問題に揺れるタカタが米子会社について、米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請する方向で調整していることが3日、明らかになった」と報じたことが売り材料視された。

　報道によると「今後もリコール費用や損害賠償請求が膨らむ見通しで、債務を法的に確定させ、再建策を立てやすくする」という。報道を受け同社では4日午前、「何ら決定した事実も開示すべき事実もない」と発表。今後の経営再建に向けた不透明感を懸念する売りが向かった。

株探ニュース