【市況】日経平均株価は３００円を超える下げ幅、円高進行でリスク回避の売り

　前場なかごろの東京株式市場では、日経平均株価が一時、前営業日比３３１円安の１万６８０３円まで売り込まれている。

　米大統領選の投開票が８日に迫るなか、民主党のクリントン候補と共和党トランプ候補の支持率が拮抗しており、政治経験が少なく政策面で不透明感の強いトランプ政権が誕生することへの警戒感が引き続き懸念材料となっている。

　３日の米株式市場でＮＹダウ平均株価が６日続落となったのに加え、きょうの東京外国為替市場で、１ドル＝１０２円８０銭台へと円高・ドル安が進行し、自動車、電機など輸出関連の主力銘柄にリスク回避の売りが集中している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）