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【市況】NY株式:ダウは28ドル安、雇用統計や大統領選を控え上値の重い展開に

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

3日の米国株式相場は下落。ダウ平均は28.97ドル安の17930.67、ナスダックは47.16ポイント安の5058.41で取引を終了した。連日の株価下落を受けて買い戻しが入り、買いが先行。9月製造業受注指数が予想を上振れた一方、週間新規失業保険申請件数が予想より増加したほか、10月ISM非製造業景況指数が予想を下振れ、経済指標は強弱まちまちの内容となり、午後になって下落に転じた。明日の雇用統計結果を見極めたいとの思惑や、8日の大統領選を巡る不透明感から引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。セクター別では、メディアや保険が上昇する一方で食品・生活必需品小売や医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

フィットネス関連機器のフィットビット(FIT)は翌四半期の売上高見通しが予想を下振れ、大幅下落。SNSのフェースブック(FB)は業績見通しに対する懸念が広がり、下落。一方で、エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)は決算で最終赤字が縮小したことが好感され、上昇。スーパーマーケットのホールフーズ(WFM)は決算内容が好感され、堅調推移となった。

コーヒーチェーンのスターバックス(SBUX)はマーケット終了後に7-9月期決算を発表、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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