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【市況】NY株式:米国株は下落、大統領選への警戒感続く

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

2日の米国株式相場は下落。ダウ平均は77.46ドル安の17959.64、ナスダックは48.01ポイント安の5105.57で取引を終了した。一部世論調査でトランプ氏の支持がヒラリー氏を上回るなど、引き続き大統領選への警戒感から売りが先行。連邦公開市場委員会(FOMC)では大方の予想通り利上げが見送られ、発表後にやや揉み合う場面もあったが引けにかけて下げ幅を縮小する展開となった。セクター別では、ヘルスケア機器・サービスや運輸が上昇する一方で不動産や公益事業が下落した。

製薬のアラガン(AGN)やアパレルのケートスペード(KATE)は、決算が予想を下回り下落。クラフト商品市場のエッツィ(ETSY)は決算で売上高が予想を上回ったことで買われたものの、引けにかけて小幅下落に転じた。好決算を発表したビデオゲームメーカーのエレクトリック・アーツ(EA)が上昇。また通信機器のブロケード・コミュニケーションズ・システムズ(BRCD)はブロードコム(AVGO)による買収に合意し急騰。

マーケット終了後にSNSのフェースブック(FB)が発表した決算は、売上及び利益とも予想を上回ったものの、時間外取引では小動きとなっている。


Horiko Capital Management LLC

《NO》

 提供:フィスコ

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