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【材料】伊藤忠エネクス---電力販売分野好調、売上総利益以下過去最高益

エネクス <日足> 「株探」多機能チャートより

伊藤忠エネクス<8133>は10月31日、2017年3月期第2四半期(16年4-9月)決算を発表。売上高が前年同期比17.3%減の4663.13億円、営業活動に係る利益が同5.0%増の77.55億円、税引前四半期利益が同10.2%増の72.42億円、当社株主に帰属する四半期純利益が同15.5%増の37.07億円となり、売上総利益以下過去最高益となった。

ホームライフ部門では、西日本の平均気温が高めに推移したことやオートガス需要の減退等により、LPガス販売数量が減少。その一方、持分法適用会社の損益が改善したことで、損失幅は縮小した。電力・ユーティリティ部門では、電力小売りの全面自由化に伴い家庭向けの電力需要が増加したことなどにより、電力販売分野の電力販売量は好調に推移した。カーライフ部門では、国内の燃料油需要の減少を受けて販売数量は前年同期を下回ったが、損益面では日産大阪販売株式会社の寄与などにより前年同期を上回った。

17年3月期通期については、売上高が前期比1.1%減の1兆600.00億円、営業活動に係る利益が同6.8%増の175.00億円、税引前利益が同13.3%増の170.00億円、当社株主に帰属する当期純利益が同33.9%増の100.00億円とする期初計画を据え置いている。

《HK》

 提供:フィスコ

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