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【通貨】外為サマリー:一時1ドル103円60銭台へ大幅な円高進行、リスクオフ姿勢強まる

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=103円84銭前後と前日午後5時時点に比べ1円10銭前後の大幅なドル安・円高。ユーロは1ユーロ=114円94銭前後と同30銭強のユーロ安・円高で推移している。

 ドル円は午前10時以降、104円ラインを割り込んだ。米大統領選での共和党・トランプ候補の支持率が上昇し、8日の本選挙の結果が不透明となるとともにドル売り・円買いが膨らんだ。日経平均株価の下落幅が前日比300円超の下落となり、午後1時過ぎに一時103円63銭まで下落するなどリスクオフ姿勢が強まった。今晩は米10月ADP雇用統計の発表があるほか、あすは日本が文化の日で休場となる。また、4日には米雇用統計が発表されるが、米国大統領選挙の動向に関心は集中しそうだ。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1068ドル前後と前日に比べ0.0080ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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