市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:1ドル104円前後へ急落、トランプリスク再燃でリスクオフに

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=104円07銭前後と前日午後5時時点に比べ80銭強のドル安・円高で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、米ワシントンポストと米ABCテレビが発表した大統領選の世論調査で共和党のトランプ候補の支持率が民主党のクリントン候補の支持率をわずかながら上回ったことを受け、ドルは一時103円80銭までは急落した。

 この日の東京市場に移ってからも104円前後で一進一退。トランプリスクが意識されるなか、様子見姿勢が強まっている。米国の12月利上げ観測が強まっているが、「トランプ氏が大統領選に勝利すれば、市場の混乱を受け米利上げは先送りされる可能性もある」(アナリスト)との見方も出ている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1053ドル前後と同0.0070ドル前後のユーロ高・ドル安だった。対円では1ユーロ=115円04銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均