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【市況】東京株式(寄り付き)=急反落、トランプリスクで売り優勢に

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 2日の東京株式市場は大きく売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比204円安の1万7238円と反落。

 前日の欧米株市場はほぼ全面安の展開、米国株市場ではNYダウが一時200ドルを超える下げをみせるなど主要指数が大幅安、WTI原油先物価格も下落基調が続くほか、外国為替市場では1ドル=104円を割り込むドル安・円高が進行、これを受けて東京市場でも主力株をはじめ広範囲に売りがかさんでいる。11月8日に予定される米大統領選では直近にきて情勢が一変、ヒラリー・クリントン氏のメール問題を契機にドナルド・トランプ氏が世論調査で優位に立つなど混迷の度を深めている。リスクオフの流れのなか目先ポジションをたたむ動きを誘発している。日本時間3日未明にはFOMCを控えており、利上げは12月との見方が有力ながら様子見ムードを助長している。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、鉄鋼を除きほぼ全面安。値下がりで目立つのは保険、海運、不動産、ゴム製品、輸送用機器など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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