【市況】ETF売買動向＝1日大引け、全銘柄の合計売買代金1436億円

　1日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比14.6％増の1436億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同12.6％増の1257億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ　野村企業価値分配指数連動型 <1480> が新高値。楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、ダイワ上場投信－日経平均インバース・インデックス <1456> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、ダイワ４００インバースインデックス <1465> など10銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは上場インデックスファンド日本経済貢献株 <1481> が4.23％高、ダイワ電力・ガス上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1644> が3.45％高、国際のＥＴＦＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.21％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.01％安、ｉシェアーズＪＰＸ／Ｓ＆Ｐ設備・人材投資　ＥＴＦ <1483> は4.75％安、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> は3.34％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が17円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金902億2400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金778億2000万円を大幅に上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が132億9700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が66億5200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が57億6200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が36億2700万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が16億8000万円の売買代金となった。

株探ニュース