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【市況】11時時点の日経平均は小幅続落、中国財新PMIは市場予想上回る

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は17414.55円(前日比10.47円安)で推移している。31日の米国市場では、連邦公開市場委員会(FOMC)や雇用統計の内容を見極めたいとの思惑に加え、大統領選挙を巡る不透明感からNYダウは18ドル安となった。日経平均はこうした流れを受けて44円安からスタートすると、17400円を割り込む場面も見られたが、同水準から下げ渋る展開となっている。なお、取引時間中に発表された中国の10月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.2となり、市場予想の50.1を上回った。

個別では、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>などが小安く、ソニー<6758>やホンダ<7267>などは軟調。前日決算発表した銘柄ではファナック<6954>、パナソニック<6752>、村田製<6981>の下げが目立つ。コーセー<4922>は10%安と商いを伴って急落。また、FCC<7296>、コムチュア<3844>、メディパル<7459>などが東証1部下落率上位となっている。一方、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、ソフトバンクグ<9984>などは小高い。前日上昇の目立った東エレク<8035>は続伸。キリンHD<2503>は決算を受けて2%超の上昇。また、アルテック<9972>、曙ブレーキ<7238>、きんでん<1944>などが東証1部上昇率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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