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【材料】三益半導が続急伸で新値街道、半導体バブル相場の兆候

三益半導 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三益半導体工業<8155>が大幅高で3日続伸。半導体関連は製造装置から素材関連まで物色の矛先が広がってきており、総花的な上昇に発展、バブル相場的な色彩を見せ始めている。そのなか、発行株数3500万株強で値動きが軽く、半導体シリコンウエハーの加工を手掛ける同社株にも投機資金が食指を動かしている。

 同社の筆頭株主で業務受託先である信越化学工業<4063>の17年3月期第2四半期(4~9月)決算は、連結営業利益が前年同期比11%増の1220億3400万円と好調で株価もこれを受けて上昇しており、収益拡大の原動力が半導体ウエハーの伸びだったことから同社株の連想高に反映された。同社の17年5月期営業利益は前期比微増の35億円を予想しているが、保守的で上振れの可能性が高まっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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