市場ニュース

戻る
 

【材料】三菱重が後場下げ幅を拡大、円高響き交通・輸送セグメントの採算も悪化

 三菱重工業<7011>が後場下げ幅を拡大している。午後1時30分ごろ、17年3月期の連結業績予想について、売上高を4兆3000億円から4兆円(前期比1.2%減)へ、営業利益を3300億円から2400億円(同22.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 防衛・宇宙を除く各セグメントで円高の影響などによる売上高の減少が見込まれることに加えて、交通・輸送セグメントにおいて民間航空機および商船の採算悪化が見込まれることなどが要因としている。なお、純利益は従来予想の1000億円(同56.7%増)で据え置いた。

 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高1兆7505億2300万円(前年同期比7.0%減)、営業利益384億700万円(同66.9%減)、最終損益189億4700万円の赤字(前年同期433億5200万円の黒字)だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均