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【通貨】豪ドル週間見通し:やや強含みか、政策金利は据え置きの公算

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■強含み、豪CPIの上振れ上昇きっかけに買い

先週の豪ドル・円は強含み。7-9月期消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことから、豪準備銀行(中央銀行)の早期利下げ観測はさらに後退し、豪ドル買いが優勢になった。また、米ドル高・円安が進行したことも対円レートの上昇につながったようだ。取引レンジ:78円88銭-80円32銭。

■やや強含みか、政策金利は据え置きの公算

今週の豪ドル・円はやや強含みか。豪準備銀行の政策金利発表があり、1.50%に据え置きの予想。声明で景気認識やインフレ動向の見方が改善された場合は豪ドルの下支えになるとみられる。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、豪ドルは底堅い動きを見せる可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・11月1日:豪準備銀行が政策金利発表(1.50%に据え置き予想)
・11月3日:9月貿易収支(8月:-20.1億豪ドル)
・11月4日:9月小売売上高(8月:前月比+0.4%)

予想レンジ:78円50銭-81円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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