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【市況】NY株式:ダウは29ドル安、長期金利上昇を嫌気

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

27日の米国株式相場は下落。ダウ平均は29.65ドル安の18169.68、ナスダックは34.29ポイント安の5215.97で取引を終了した。寄付きは小幅上昇して始まったものの、長期金利の上昇が上値を抑えており、前日終値を挟んで揉み合う展開となった。マーケット終了後にアマゾンやグーグルの決算が控えていることもあり、警戒感から引けにかけて下落に転じた。セクター別では、電気通信サービスや医薬品・バイオテクノロジーが上昇する一方で不動産や商業・専門サービスが下落した。

半導体のクアルコム(QCOM)は同業NXPセミコンダクターズ(NXPI)の買収で正式に合意し、両社とも上昇。通信サービスのセンチュリー・リンク(CTL)は、レベル3コミュニケーションズ(LVLT)による買収観測で急騰。一方で携帯端末のアップル(AAPL)は新型Macbook Proを発表したものの、概ね事前の観測報道通りでサプライズはなく、軟調推移。データベースのテラデータ(TDC)は、決算が予想を下回り売られた。

マーケット終了後にネット小売のアマゾン(AMZN)が発表した決算は、一株利益が予想を下回り、時間外取引で下落して推移している。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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