【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 任天堂、キヤノン、ＬＩＮＥ　(10月26日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の10月25日から26日の決算発表を経て27日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ボヤージュ <3688>
　16年9月期の連結経常利益は前の期比43.1％減の12.4億円に落ち込み、従来予想の14.8億円を下回って着地。

▲No.2　航空電子 <6807>
　17年3月期の連結経常利益を従来予想の137億円→100億円(前期は169億円)に27.0％下方修正し、減益率が19.2％減→41.0％減に拡大する見通しとなった。

▲No.5　日立化 <4217>
　17年3月期の連結税引き前利益を従来予想の550億円→490億円(前期は536億円)に10.9％下方修正し、一転して8.7％減益見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3688> ボヤージュ 　　東１ 　 -12.25 　 10/26　本決算　　　 -3.69
<6807> 航空電子 　　　東１　　 -7.31 　 10/26　　上期　　　-77.13
<9551> メタウォータ 　東１　　 -6.67 　 10/26　　上期　　　　赤縮
<3938> ＬＩＮＥ 　　　東１　　 -5.13 　 10/26　　　3Q　　 1047.82
<4217> 日立化 　　　　東１　　 -4.51 　 10/26　　上期　　　 -0.97

<7751> キヤノン 　　　東１　　 -3.46 　 10/26　　　3Q　　　-27.87
<6756> 日立国際 　　　東１　　 -2.87 　 10/26　　上期　　　-68.47
<7974> 任天堂 　　　　東１　　 -2.65 　 10/26　　上期　　　　赤転
<7102> 日車両 　　　　東１　　 -2.55 　 10/26　　上期　　　　赤縮
<6755> 富士通ゼ 　　　東１　　 -1.78 　 10/26　　上期　　　 -9.57

<3724> ベリサーブ 　　東１　　 -1.49 　 10/26　　上期　　　 64.34
<6581> 日立工 　　　　東１　　 -1.18 　 10/26　　上期　　　-36.31
<5815> 沖電線 　　　　東１　　 -0.86 　 10/26　　上期　　　-44.02
<9067> 丸運 　　　　　東１　　 -0.82 　 10/26　　上期　　　　1.53
<9532> 大ガス 　　　　東１　　 -0.74 　 10/26　　上期　　　-46.03

<9046> 神電鉄 　　　　東１　　 -0.54 　 10/26　　上期　　　　9.49
<4099> 四国化 　　　　東１　　 -0.31 　 10/26　　上期　　　 -9.61

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした27日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース