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【市況】東京株式(寄り付き)=海外株軟調など受け、利益確定売りに反落

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 26日の東京株式市場はやや売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比36円安の1万7329円と反落。

 前日の欧米株市場は総じて弱い動きで、米国株市場ではNYダウが53ドル安と反落、WTI原油先物価格も続落で1バレル=50ドル台を割り込むなどリスクオフの流れにあり、東京市場でも利益確定売り圧力にさらされている。東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は前日時点で146.6%と過熱領域としても高水準であり、いったんポジションをたたむ動きを誘発しやすい。ただ、下値では日銀のETF買いに対する期待から押し目買いを呼び込む可能性があり、下げ幅も限定的なものにとどまる可能性がある。米国では決算発表を交えて個別に明暗を分ける展開だが、日本企業の決算も今週後半から本格化することで、これを見極めながら神経質な売買が想定される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、10業種前後が高い。値上がり上位に電力ガス、情報通信、建設、小売、サービスなど。値下がりでは鉱業、機械、鉄鋼、ガラス土石、保険など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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