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【市況】NY原油:続落で49.96ドル、原油大国の相次ぐ消極発言を受けて


NY原油は続落(NYMEX原油12月限終値:49.96↓0.56)。高値は23時01分の50.57ドル、安値は0時05分の49.78ドル。ロシアの対石油輸出国機構(OPEC)代表のボロンコフ氏が「(減産に関して)我々の選択支ではない」と発言したもよう。前日には、OPEC加盟国で第2位の産油国であるイラクが減産に慎重な姿勢を示していただけに、非OPEC加盟国最大の産油国であるロシアの消極的な動きが売り材料となった。時間外取引では、49.27ドルまで下落している。


日足チャートでは、50ドル前後で推移している。1年3ヶ月ぶりに高値を更新したが、買い意欲の強い地合いとは言えず。50ドルでのもみ合いが継続しており、50日移動平均線までの調整も視野に入ろう。

《MT》

 提供:フィスコ

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