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【市況】円高による減益もアク抜けとしてみてくる可能性/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 17341.15 (+106.73)
TOPIX  : 1375.76 (+8.15)

[後場の投資戦略]

 JR九州<9142>が好スタートを切った。個人の利食い資金が中小型株にシフトすると見込んでいたが、マザーズ、ジャスダックともにマイナス圏で推移しており、中小型への資金還流は限られているようである。主力企業の決算発表が本格化する中、決算を手掛かりとした大型株物色に向かっているように映る。

 決算を手掛かりとした日替わり物色になりやすいが、安川電<6506>、日本電産<6594>と順調な状況である。また、減益観測が伝えられている富士重<7270>などもプラス圏で推移している。円相場は1ドル104円台半ばとじりじりと円安に振れてきており、円高による減益もアク抜けとしてみてくる可能性が高そうである。(村瀬智一)
《MA》

 提供:フィスコ

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