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【材料】ソフトバンクグ、日本電産など◆今日のフィスコ注目銘柄◆


日本電産<6594>

注目された決算については、4-9月期純利益が7%増、通期計画を上方修正している。円高を撥ね退けており、評価されそうだ。株価は足元で調整をみせていたが、25日線を支持線として機能させるなか、理想的なリバウンドのタイミングとなろう。昨年8月以来の1万円を意識したトレンド形成をみせてくるかが注目される。


富士重<7270>

17年3月期の営業利益が35%減の3700億円程度と従来想定を下回る見通しとの観測が報じられている。ただ、足元で円相場は1ドル104円前半と円安に振れて推移していることもあり、売り一巡後の底堅さが意識される可能性はありそうだ。もっとも、25日線が支持線として意識される可能性の一方で、一目均衡表では雲上限が抵抗になっており、戻り待ちの売り圧力が警戒される。まずは売り一巡後の底堅さを見極めたい。


ソフトバンクグ<9984>

足元で緩やかなリバウンド形状をみせていたが、ややこのレンジ下限を割り込みつつある。25日線を割り込んできたほか、一目均衡表では雲上限、転換線、基準線を下回ってきている。一方で傘下の米スプリントの7-8月期が営業黒字に転換するとの報道を受けて、雲上限突破が意識されやすい。遅行スパンは下方シグナルを発生させているが、実線が切り下がっているところであり、上方シグナルへのハードルは低い。

《WA》

 提供:フィスコ

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