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【市況】NY株式:ダウは16ドル安、ハイテク決算と企業買収観測を好感し下げ幅縮小

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

21日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は16.64ドル安の18145.71、ナスダックは15.57ポイント高の5257.40で取引を終了した。朝方は小幅下落して寄り付いたものの、企業決算や大型買収観測を受けて、下げ幅を縮小する展開となった。マイクロソフトの決算が好感されており、ナスダックは堅調推移となった。セクター別では、メディアやソフトウェア・サービスが上昇する一方で電気通信サービスや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)はクラウド関連事業などが貢献し、予想を上回る決算を発表、1999年12月以来の過去最高値(日中)を更新した。ファストフードのマクドナルド(MCD)も好決算を発表して上昇。メディアのタイムワーナー(TWX)は、通信大手のAT&T(T)による買収観測で上昇。一方で複合企業のゼネラル・エレクトリック(GE)は決算で売上成長の鈍化が嫌気され軟調推移となった。

タイムワーナーの買収に関しては、携帯端末のアップル(AAPL)も関心を示しているとの見方が広がっている。


Horiko Capital Management LLC

《NO》

 提供:フィスコ

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