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【材料】フライングガーデン---17年3月期は2ケタ増益を見込む、季節メニューの投入が奏功。

フライングG <日足> 「株探」多機能チャートより

フライングガーデン<3317>は、郊外型レストラン「フライングガーデン」を運営。看板商品は「爆弾ハンバーグ」。顧客の目の前で調理、提供するスタイルが受け、売上高に占める割合は38.0%を誇る。「若鶏のうまいうまい焼き」など手作りで専門店の味を実現した料理も人気。独自料理で差別化を図り、埼玉、千葉、栃木、群馬で計62店舗を展開。

17年3月期は売上高が前期比1.1%増の73.00億円、営業利益が同19.7%増の3.00億円、純利益が同21.5%増の1.50億円を計画。継続的な季節メニューの投入、販促強化及び経費見直しにより2ケタ増益を見込む。第1四半期決算は売上高が前年同期比0.2%増の17.71億円、営業利益が同12.7%減の0.48億円、純利益が18.2%減の0.19億円で着地。光熱費の低減が寄与したものの、人件費の増加を吸収しきれず減益。通期予想は据え置いている。

同社は、関東における100店舗体制構築のために「商品力」「サービス力」「店舗展開力」の強化を中期的なテーマとして掲げる。消費者ニーズの多様化や外食機会の減少による顧客獲得競争の激化に対応し、継続的な成長を図る考え。1)食材の安心・安全の追求、2)工場稼動による品質の安定と向上、3)営業体制の強化、4)人材獲得及び教育研修の強化、5)労働環境の整備、6)内部統制の充実した組織の強化、を重点課題に据える。

《TN》

 提供:フィスコ

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