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【市況】NY原油:反落で50.43ドル、ロシア増産発言を嫌気


NY原油は反落(NYMEX原油11月限終値:50.43↓1.17)。高値は22時36分の50.88ドル、安値は3時25分の50.25ドル。ロシア最大の石油会社が「同国は増産が可能」との認識を示したことから、石油輸出国機構(OPEC)総会での減産合意に対する懐疑的な見方が浮上。また、ナイジェリアが原油価格を引き下げたことも影響し、売り優勢となった。


加えて、為替市場で、ドルが主要通貨に対して強い動きを示したことも売り材料視された。


日足チャートでは、年初来高値圏でのもみ合いとなっている。1年3ヶ月ぶりの高値更新を受けて、一部市場関係者は「OPEC総会までじり高の展開が続く」と指摘している。

《MT》

 提供:フィスコ

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