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2016年10月19日14時31分

【材料】米系大手証券、食品・トイレタリーセクター:香港機関投資家の訪問報告

アサヒ <日足> 「株探」多機能チャートより
 JPモルガン証券は14日付のリポートで、食品・トイレタリーセクターについて、香港機関投資家の訪問報告で以下のような見解を掲載している。

 香港機関投資家を訪問した。業界の重鎮からミレニアル世代(1980年代半ば以降生まれの世代)まで多岐に亘る機関投資家とディスカッションの機会を得た。ファンダメンタルズ分析に基づくアルファ追求派も、ポジションベット集中派も、納得感のあるカタリストを探している点では共通している。

 投資家の見方=食品・トイレタリーセクターはあまり持たれていない。その様な中でも比較的持たれているのはアサヒグループホールディングス<2502>とユニ・チャーム<8113>である印象を受けた。前者は酒税改正テーマ、後者は新たな売りプレッシャーが相対的に低いという見方、に基づいているようだ。前回の訪問の際にはキリンホールディングス<2503>はコントラリアン(逆張り戦略)だったが、余りに早くコンセンサスに転じたという共通認識を確認した。目新しく、皆が納得する次のカタリストを探している。

 投資アイデア=我々はグローバル分析に基づいた次世代たばこ(電子たばこなど)と化粧品業界の潮流変化を題材に、JT<2914>とコーセー<4922>を推奨した。次世代たばこ製品についての現物デモンストレーションと、収益構造変化がもたらす業績とバリュエーションへの影響について有益なディスカッションができた。コーセーの投資アイデアには賛同を得たが、インバウンド影響と会社側のマーケティング費用の使い方への懸念が薄れるタイミングを見極めたいようだ。意外性から関心の高まりを感じたのは味の素<2802>と日清食品ホールディングス<2897>だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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