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2016年10月19日11時41分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:Jディスプレ、インベスC、テルモ

Jディスプレ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ジャパンディスプレイ <6740>  214円  +16 円 (+8.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 ジャパンディスプレイ<6740>が4連騰、10月初旬を境に動き一変、26週移動平均線も一気に上回って底入れ反騰態勢を明示している。商いも増勢が顕著であり10時30分過ぎ現在で50億円近い売買代金をこなし、東証1部売買代金ランキングでも上位に食い込んでいる。同社はスマートフォン向けなど中小型の高精細液晶パネル向けで高実績を有し、米アップル社の有力サプライヤーでもある。韓国サムスン電子の新型スマホ「ギャラクシーノート7」が発火事故に伴い生産を停止していることで、アップル関連としてポジティブ思惑が株高に貢献しているほか、来年発売のiPhone新機種でアップルが有機ELパネルを採用する方針にあることから、有機EL関連としての切り口でも注目されている。JDIは昨年、共同出資で有機ELディスプレー専業のJOLEDを発足させており、同分野に経営の軸足を置く構えをみせている。最近では、東海東京調査センターやSMBC日興証券が、最上位の投資評価で目標株価をいずれも300円に設定するなど強気の見方が相次いでおり、これも株価上昇を後押ししているもようだ。

■インベスターズクラウド <1435>  4,045円  +195 円 (+5.1%)  11:30現在
 インベスターズクラウド<1435>が大幅続伸。18日の取引終了後、子会社iVacationが、NTTドコモ<9437>と、民泊向けIoTデバイス「TATERU Phone」の翻訳機能について共同実験をスタートすると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。この取り組みは、iVacationが構築する「TATERU ECOSYSTEM(タテル エコシステム)」の第6弾。「TATERU Phone」にNTTドコモが開発した翻訳サービスを翻訳機能として追加し、共同実験を実施するとしており、有効性などを検証するという。

■ベル24HD <6183>  986円  +43 円 (+4.6%)  11:30現在
 ベルシステム24ホールディングス<6183>が高い。同社傘下のベルシステム24はきょう、11月9日にAI(人工知能)を活用した消費者対応を解説するセミナー「『人工知能と共存する』コンタクトセンターテクノロジーの展望」を開催すると発表した。国内の人工知能研究を牽引する東京大学大学院の松尾特任准教授らを迎え、さまざまな領域からテクノロジーの進化に伴う新たなカスタマーサービスを紹介する予定。また、ソニーマーケティングの伊原諭氏や、東大発ベンチャー企業のPKSHA Technology代表取締役の上野山勝也氏らによるパネルディスカッションも行われる予定となっている。

■日本商業開発 <3252>  1,799円  +61 円 (+3.5%)  11:30現在
 18日、日本商業開発 <3252> が日本初の底地特化型の「地主リート」を組成すると発表したことが買い材料視された。子会社の地主アセットマネジメントが底地のみを組み入れ対象とした私募リート「地主プライベートリート投資法人」を設立。運用開始は1月上旬を予定しており、5年で1000億円以上の規模への成長を目指す。地主リート設立により、同社が展開する“JINUSHIビジネス”を次のステージに移行し、収益拡大を進めるとしている。

■アダストリア <2685>  2,573円  +64 円 (+2.6%)  11:30現在
 アダストリア<2685>は9月15日安値2133円を底に緩やかな戻り歩調をたどっているが、まだ初動段階であり、上値余地は大きいだろう。同社は、10代後半から30代を主要顧客とする、カジュアル衣料品チェーン。9月末に発表した8月中間期業績は、経常利益が80億5000万円(前年同期比3.3%減)だった。顧客の購買意欲の低下を背景に、第2四半期(6~8月)に入り既存店売上高が苦戦。セール販売も低迷し、売上高は計画を下回った。厳しい消費環境下にはあるものの、原価改善効果や円高、販管費のコントロールなどが奏功し、利益面はほぼ計画通りで進捗。また、17年2月期通期の最終利益は、投資有価証券売却益の計上で100億円から120億円へ上方修正されており、全体として底堅く推移している。マルチブランド戦略の進化で中期的な成長も期待できる。

■三重交HD <3232>  398円  +9 円 (+2.3%)  11:30現在
 18日、三重交通グループホールディングス <3232> が17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の16億円→23億円に43.8%上方修正。減益率が42.0%減→16.6%減に縮小する見通しとなったことが買い材料視された。不動産事業で住宅販売戸数が伸び悩み売上は計画を下回ったものの、バス事業における生産性の向上が寄与し、採算が大きく改善した。

■テルモ <4543>  4,030円  +80 円 (+2.0%)  11:30現在
 18日、テルモ <4543> が米医療機器大手セント・ジュード・メディカルとアボット・ラボラトリーズから血管内カテーテル術関連事業を買収することで基本合意したと発表したことが買い材料視された。買収額は合計11億2000万ドル。セント・ジュードとアボットは合併を予定しており、今回の買収は両社の合併に伴う事業売却によるもの。同社は世界シェアトップの大腿動脈穿刺部止血デバイス「アンジオシール」などを取得することにより、血管関連機器部門の事業拡大につなげる。

■富士フイルム <4901>  3,974円  +73 円 (+1.9%)  11:30現在
 富士フイルムホールディングス<4901>が続伸。同社は18日、子会社で、iPS細胞の開発・製造のリーディングカンパニーである米国セルラー・ダイナミクス・インターナショナル(CDI社)が日本でiPS細胞を安全かつ効率的に作製する技術に関する特許を取得したことを発表した。今回の特許取得を契機に、富士フイルムのエンジニアリング技術やグループ会社のジャパン・ティッシュ・エンジニアリング<7774>の品質マネジメントシステムなど、グループのシナジーを発揮させ、iPS細胞の受託生産ビジネスを拡大させていく。

■日本新薬 <4516>  5,450円  +50 円 (+0.9%)  11:30現在
 18日、日本新薬 <4516> が17年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の33.5億円→61億円に82.1%上方修正。増益率が43.5%増→2.6倍に拡大し、8期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。国内医薬品の販売好調に加え、肺高血圧薬の海外販売に伴うロイヤリティ収入が収益を押し上げた。費用の一部が後ずれし研究開発費や販管費が想定を下回ったことも上振れに貢献した。

■ノジマ <7419>  1,248円  +6 円 (+0.5%)  11:30現在
 ノジマ<7419>は堅調。同社は18日の取引終了後、ハスコムモバイル(札幌市中央区)と資本・業務提携することを発表した。ハスコムモバイルは北海道を基盤としてドコモショップやドコモ専売店22店舗(FC含む9月30日現在)を展開する携帯電話販売の有力企業。今回の資本・業務提携により、ノジマの強みである人材育成とコンサルティングセールスに加え、両社が持つ通信部門のノウハウなどの共有、北海道地域における店舗網の充実によるシナジーが期待される。この提携により、ハスコムモバイルの第三者割当増資を引受け、その持ち株比率を34%とする予定。

■エイチーム <3662>  2,347円  +7 円 (+0.3%)  11:30現在
 エイチーム<3662>は堅調。同社は18日、スマートフォン向け至高のハイファンタジーRPG「ヴァルキリーコネクト」が、累計350万ダウンロードを突破したことを発表した。「ヴァルキリーコネクト」は、同社の代表作「ユニゾンリーグ」の制作スタッフが手掛ける最新作。北欧神話をベースにした与田想氏による本格的なシナリオ、桜庭統氏による幻想的なサウンド、廣岡政樹氏による魅力的なキャラクターたち、そして豪華声優陣がキャラクターを演じることで全く新しい北欧神話の世界観を創り出している。

■三菱UFJ <8306>  513.5円  +1.5 円 (+0.3%)  11:30現在
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などが堅調な動き。前日に米投資銀行最大手のゴールドマン・サックスが発表した16年7~9月期決算は最終利益が47%増と好調、これが金融セクター全般に買い安心感を与えており、東京市場でも出遅れ感の強いメガバンクに買いを誘っている。メガバンク3社の決算発表は11月中旬の予定だが、マイナス金利環境下の収益へのデメリットは株価に織り込まれているとみられる。

■エムスリー <2413>  3,470円  -85 円 (-2.4%)  11:30現在
 エムスリー<2413>が安い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が18日付で、投資判断を「オーバーウエート」から「ニュートラル」とし、目標株価を3940円から3640円へ引き下げたことが弱材料視されている。仏ビダル・グループの買収や製薬会社の販促予算圧縮などの影響を考慮し、17年3月期営業利益予想を255億円から250億円(会社予想230億円)へ、18年3月期を同325億円から310億円へ下方修正したことが目標株価引き下げの要因。また、直近の株価上昇に伴い、セクター内における今後の株価パフォーマンスが相対的に中位になると判断したという。

●ストップ高銘柄
 フライト <3753>  875円  +150 円 (+20.7%) ストップ高   11:30現在
 環境管理センター <4657>  503円  +80 円 (+18.9%) ストップ高   11:30現在
 ウェルス・マネジメント <3772>  990円  +150 円 (+17.9%) ストップ高   11:30現在
 ストライク <6196>  11,310円  +1,500 円 (+15.3%) ストップ高   11:30現在
 以上、4銘柄

●ストップ安銘柄
 サハダイヤモンド <9898>  1円  0 円 (0.0%) ストップ安   11:30現在
 以上、1銘柄

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