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【市況】11時時点の日経平均は小幅に4日続伸、中国7-9月GDPは市場予想と同じ+6.7%

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は16973.11円(前日比9.50円高)で推移している。米9月消費者物価(CPI)コア指数の低下などを受けて円相場が1ドル=103円台まで上昇し、日経平均はやや売り優勢で10円安からスタートした。その後は前日の米株高や原油価格の上昇などを材料に16988.57円(同24.96円高)まで上昇する場面もあったが、17000円を前に失速し前日終値を挟んだもみ合いとなっている。なお、中国7-9月GDP(国内総生産)は前年比6.7%増となり、市場予想と同じだった。

個別では、三井住友<8316>、東京電力HD<9501>、NTT<9432>、小野薬<4528>などがしっかり。三菱UFJ<8306>やみずほ<8411>は小高い。業績観測が報じられたマルハニチロ<1333>は5%の上昇となっている。また、JDI<6740>が6%超高となっており、さが美<8201>やランビジネス<8944>などとともに東証1部上昇率上位にランクインしている。一方、任天堂、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、JT<2914>、東芝<6502>などがさえない。前日買われたトクヤマ<4043>は5%安と急反落しており、扶桑化学<4368>、メック<4971>などとともに東証1部下落率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

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