【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 … 東宝、船井電、アサヒ陶 (10月17日発表分)
アサヒ陶 <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の10月14日から17日の決算発表を経て18日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 アサヒ陶 <5341>
16年11月期第3四半期累計(15年12月-16年8月)の連結経常損益は1億7200万円の赤字(前年同期は6400万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
▲No.2 船井電 <6839>
17年3月期の連結経常損益を従来予想の35億円の黒字→80億円の赤字(前期は136億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
▲No.3 東宝 <9602>
17年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比2.2%減の250億円となった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<5341> アサヒ陶 東2 -6.96 10/17 3Q 赤拡
<6839> 船井電 東1 -5.00 10/17 1Q 赤拡
<9602> 東宝 東1 -3.59 10/17 上期 -2.21
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした18日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース