【市況】明日の株式相場見通し=円相場にらみで方向感に乏しい推移、極端な薄商いを懸念
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
市場関係者からは「国内に手掛かり材料が乏しいなかで、外国為替市場の円相場とほぼ連動して日経平均株価が推移している。前場後半に円高傾向が強まると日経平均株価が前週末比でマイナス圏沈んだものの、再び円安方向に動くと買い直される目まぐるしい動きで、株式市場の自立性が乏しくなっている」としていた。
17日の東京株式市場は、円安水準でもみ合う為替相場を横目に買いが優勢の展開となった。ただ薄商いのなかで日経平均株価の上値も重かった。日経平均株価終値は、前日比43円75銭高の1万6900円12銭と続伸した。
日程面では、ブラジルのテメル大統領が来日(20日まで)に注目。海外では、フィリピンのドゥテルテ大統領が訪中、米9月の消費者物価指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)