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【材料】ソフトバンクが続伸、テクノロジー巨大ファンド設立発表の余韻で上値思惑広がる

ソフトバンク <日足> 「株探」多機能チャートより
 ソフトバンクグループ<9984>が続伸。6000円台後半でのボックス圏もみ合いを上に抜ける兆しをみせている。

 同社がサウジアラビアの政府系ファンド「PIF」などと共同で最大1000億ドル(日本円で約10兆4000億円)規模のテクノロジー分野に投資する巨大投資ファンドを設立する計画が伝わり、これが株式市場にも大きな波紋を広げている。テクノロジー分野の範疇が具体的にどういう業種や企業なのかは現時点でははっきりしないが、安倍政権の掲げる第4次産業革命とも合致する先端分野である可能性が高く、今後も折に触れて話題を集めそうだ。また、同社は先月29日に、傘下に収めた英半導体設計大手のアーム社と、同社子会社のソフトバンク・テクノロジー<4726>がパートナー契約を締結、グループを挙げて電子認証やIoT向けセキュリティーおよびアプリケーション開発などで連携していく構えを表明しており、その延長線上での布石にも注目が集まっている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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