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【材料】<動意株・13日>(前引け)=竹内製作所、パラベッド、ユニバンス

竹内製作所 <日足> 「株探」多機能チャートより
 竹内製作所<6432>=大幅高で一時2000円大台を回復。2000円台回復は約8カ月半ぶり。同社株は9月下旬に底値圏を離脱し一気に水準訂正に動き出したが、その背景にあるのは、外国為替市場での円安進行だ。同社は欧米を中心に売上高の97%を海外で稼ぐ建機メーカーで、為替の動向は輸出採算面に大きな影響を与える。9月下旬以降の同社株の上昇はドル円相場のトレンドと見事に合致している。上期業績も好調を維持、17年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結営業利益は円高デメリットをこなして97億6500万円(同3.6%増)と増益を確保している。

 パラマウントベッドホールディングス<7817>=マドを開けて急騰。介護問題が安倍政権下でも重要課題として掲げられるなか、「介護離職ゼロ」を実現させるための政策フォローが折に触れ関連銘柄の株価を刺激している。そのなか、同社はメディカルケア分野で培った技術力を活用し、一般家庭向けに開発した電動ベッド「INTIME1000シリーズ」を13日から発売、これが買い手掛かりとなっているもよう。医療用ベッドで使われている背や腹部に負担の少ないリクライニング機構や好みのポジションを再現できるメモリー設定など、快適性・利便性を高める機能を搭載、介護が必要になった際には、介護用ベッドに「変身」するというもので、時流に乗る商品として収益への貢献が期待される。

 ユニバンス<7254>=一時ストップ高まで上昇。年初来高値を更新している。トヨタ自動車<7203>とスズキ<7269>が12日に業務提携すると発表したことが刺激となっているもよう。ユニバンスは各自動車メーカーが主要取引先となっているが、なかでも日産自動車<7201>とスズキ、ジャトコ(静岡県富士市)への販売依存度が高いことからビジネス機会の拡大などが期待されているようだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年10月13日 11時39分

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