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【材料】東京個別指導学院---個別指導塾などを運営、在籍生徒数は過去最高を更新

東京個別 <日足> 「株探」多機能チャートより

東京個別指導学院<4745>は個別指導教室・サイエンス教室・文章表現教室などを運営するベネッセグループ傘下の学習塾。17年2月期第2四半期末時点の在籍生徒数は過去最高を更新。教育力の強化、都市部ドミナント戦略×サービスポートフォリオ拡充、ベネッセグループ連携による付加価値向上を成長戦略に掲げている。その中で、採用や研修など社員、講師への先行投資を強化しているほか、新規開校や既存教室の移転・リニューアルなどの設備投資など、持続的な成長を見据えた投資を実行している。

足元の業績では、17年2月期第2四半期(16年3-8月)の売上高が前年同期比4.9%増の82.94億円、営業利益が同68.4%減の0.50億円、経常利益が同67.8%減の0.52億円、四半期純損失が0.21億円(前年同期は0.81億円の利益)だった。授業料売上などは増加したものの、将来の事業拡大に向けた先行投資が利益面に影響した。

17年2月期通期については、売上高が前期比5.3%増の180.00億円、営業利益が同8.2%増の24.00億円、経常利益が同8.1%増の24.03億円、当期純利益が同10.8%増の15.33億円と5期連続の増収増益を予想する。

《FA》

 提供:フィスコ

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