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【材料】メディカルシステムネットワーク---ズーと業務提携、「kusudama(薬玉)」販売に尽力

メディシス <日足> 「株探」多機能チャートより

メディカルシステムネットワーク<4350>は11日、ズー(本社:長野県上田市)と業務提携契約を締結すると決議。

同社グループは、医薬品等ネットワーク事業(医薬品卸と調剤薬局・病医院との間の医薬品オンライン受発注及び関連業務のアウトソーシング)と調剤薬局事業の2事業を中核事業として展開。3日現在、医薬品ネットワーク加盟件数は1,631件に拡大し、同社グループが運営する調剤薬局は375店舗となっている。

ズーは、1986年に設立された独立系ソフトウェア開発会社で、同社が創業以来開発してきた様々な調剤薬局向けシステムを融合し、新たな戦略商品である薬剤師向けタブレット端末アプリケーション「kusudama(薬玉)」を開発。

「kusudama」は、薬剤師が一人一台タブレット端末を持つことで、薬局の内外問わず薬剤師のあらゆる業務をサポートする新しいタイプの薬剤師業務サポートツール。同社とズーは、この「kusudama」の販売を始めとし、業務提携を行う。

同社は、医薬品等ネットワーク事業の既存加盟店及び新規加盟店候補に対して、「kusudama」 を提供。これにより、既存加盟店へのサービス向上と、幅広い調剤薬局・医療機関へのアクセスを図り、より付加価値の高いサービスとして医薬品等ネットワーク事業を展開することで、加盟店の増加を目指す考え。

両社は、「kusudama」をより多くの調剤薬局・薬剤師に活用してもらうため、両社の販売面の協力を独占的な契約とせず、本製品の価値を理解する様々な企業に協力を求めていく方針。

《YF》

 提供:フィスコ

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