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【材料】鹿島など大手ゼネコン株が高い、第2次補正予算成立に加え業績改善を評価

鹿島 <日足> 「株探」多機能チャートより
 大手ゼネコン株が高い。鹿島<1812>や大成建設<1801>、大林組<1802>、清水建設<1803>などが値を上げている。11日に事業規模28.1兆円の経済対策の裏付けとなる16年度第2次補正予算が参議院で成立した。また、鹿島と大林組は前日の正午に業績の増額修正を発表したことが引き続き好感されている。

 鹿島は17年3月期の連結純利益を600億円から780億円(前期比7.8%増)に増額修正し最高益を更新、年間配当は従来予想より2円多い14円(前期比2円増)とすることを明らかにした。また、大林組は17年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結純利益を270億円から410億円(前年同期比47%増)に見直した。今後、鹿島や大林組に続く好業績発表の動きも見込まれるだけに、建設株には見直し買いが流入している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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