市場ニュース

戻る
 

【材料】島忠が急反発、3.2%を上限に自社株買いを実施、今期経常は16%増益へ

 7日、島忠 <8184> が発行済み株式数(自社株を除く)の3.2%にあたる156万株(金額で40億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料視された。

 需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は10月11日から17年4月30日まで。

 同時に決算を発表。16年8月期の経常利益(非連結)は前の期比5.7%減の127億円に落ち込んだものの、続く17年8月期は前期比15.7%増の147億円に拡大する見通しとなった。今期は新規出店1店舗を計画。高付加価値品の拡充やコスト削減に取り組み、利益回復を見込む。

 併せて、前期の年間配当を70円→80円に増額し、今期も80円を継続する方針とした。前日終値ベースの配当利回りは3.17%に上昇したことも支援材料となった。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均