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【材料】キユーピーが反落、第3四半期は2ケタ営業増益も織り込み済み

キユーピー <日足> 「株探」多機能チャートより
 キユーピー<2809>が反落。3日取引終了後、16年11月期第3四半期累計(15年12月~16年8月)の連結決算を発表し、売上高は4139億1500万円(前年同期比0.9%増)、営業利益は234億3100万円(同12.0%増)と2ケタ営業増益だったが、9月下旬に株価が上昇していたこともあり、材料は織り込み済みと判断されたようだ。

 サラダ・総菜事業や調味料事業が好調に推移し増収につながった。また、不採算商品の見直しなどのコスト改善や付加価値品の拡大が全体の増益に寄与した。なお、前年同期にアヲハタを子会社化した時に発生した特別利益の反動で、最終利益は135億9200万円(同2.1%減)だった。

 通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高5600億円(前期比1.9%増)、営業利益290億円(同10.0%増)、最終利益159億円(同6.3%減)を見込んでいる。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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