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【材料】シンバイオ製薬は荒い値動き、ノーベル賞の思惑強いが強弱感も対立

シンバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
 シンバイオ製薬<4582>は荒い値動き。朝方に一時392円まで買われたが、その後売りに押され342円まで下落。しかし、売り一巡後は再度買い直され、前日比プラス圏に浮上する場面があった。米調査会社トムソン・ロイターが21日に発表した今年のノーベル賞候補者に、シンバイオ製薬のシニアアドバイザーである熊本大学名誉教授で崇城大学DDS研究所・特任教授の前田浩氏が化学賞候補として取り上げられた。これを受け、株価は23日にストップ高となり、26日も大幅続伸した。ただ、株価は26日の396円が高値となり、400円を抜けなかったことから、目先筋の売りが出ている様子だ。株価の先行きには強弱感が対立しているが、ノーベル化学賞が発表される来月5日までは思惑売買は続きそうだ。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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