【市況】主力大型株から個人主体による中小型株での値幅取り/後場の投資戦略
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均 : 16612.57 (-141.45)
TOPIX : 1341.50 (-8.06)
[後場の投資戦略]
日経平均は25日線に上値を抑えられる格好から、5日線レベルまで下げてきている。価格帯別出来高では商いが膨れている16600-16700円の水準であり、強弱感が対立しやすいところである。また、米大統領選で民主・共和党候補の第1回討論会が行われるなか、円高圧力が警戒されやすい。その他、ハイテクの一角が弱い動きをみせているが、米アップルの「iPhone7」の海外販売が伸びていないとの観測が伝わっており、これも心理面にマイナス影響を与えているようだ。
一方でマザーズ指数、ジャスダック平均はプラス圏での推移となるなど、個人主体による物色意欲は高く、中小型株の一角に資金がシフトしている。月末要因から機関投資家は動きづらいなか、主力大型株から個人主体による中小型株での値幅取りの動きが続きそうである。(村瀬智一)
《MA》
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