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【市況】ドル下げ渋り、安値圏で方向感の乏しい値動き

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

26日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開。日経平均株価の軟調地合いを受けドル売りに振れたが、売り一服後は方向感の乏しい値動きとなった。ドル・円は101円付近で寄り付いた後、日経平均の下げ幅拡大を嫌気し、ドル売り・円買いの地合いとなり、一時100円71銭まで値を下げた。ただ、23日海外安値の100円68銭が意識され、値ごろ感による買戻しが入ったようだ。このため、ドル売り一服後は100円80銭付近でもみあう展開となった。

米連邦準備制度理事会(FRB
)による利上げペースに不透明感が広がっており、ドル売り基調に変わりはない。ただ、ランチタイムの日経平均先物は下げ止まっており、株価が目先下げ幅を拡大しなければドルは100円台後半から大きく下げないだろう。反面、次の材料待ちで積極的なドル買いは手控えられており、目先は方向感の出にくい値動きが続きそうだ。

ここまでのドル・円は100円71銭から101円09銭、ユーロ・円は113円19銭から113円52銭、ユーロ・ドルは1.1226ドルから1.1242ドルで推移した。


【経済指標】

・NZ・8月貿易収支:-12.65NZドル(予想:-7.35億NZドル、7月:-4.33億NZドル)

《MK》

 提供:フィスコ

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