【材料】大日住薬が３日続伸、ｄａｓｏｔｒａｌｉｎｅのフェーズ２／３試験で主要評価項目を達成

　大日本住友製薬<4506>が３日続伸。同社はこの日、午前８時３０分に注意欠如 ・多動症（ＡＤＨＤ）治療剤として開発中のｄａｓｏｔｒａｌｉｎｅ（一般名、開発コードはＳＥＰ－２２５２８９）の小児を対象としたフェーズ２／３試験で主要評価項目を達成したことを発表した。

　この試験では、６歳から１２歳の小児のＡＤＨＤ患者３４２例を対象に同剤を２ｍｇ／日、４ｍｇ／日の有効性および安全性を検討した６週間の多施設共同、ランダム化、プラセボ対照二重盲検比較フェーズ２／３試験を実施。その結果、２ｍｇ／日投与群では、プラセボに対して統計学的に有意な改善は示されなかったが、４ｍｇ／日投与群は、プラセボに対して統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）