市場ニュース

戻る
2016年09月20日09時49分

【市況】概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は4日ぶりに反発、原油価格や通貨ルーブルの上昇もサポート材料

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

【ブラジル】ボベスパ指数 57350.38 +0.47%
19日のブラジル株式市場は小反発。主要指標のボベスパ指数は前日比270.62ポイント高(+0.47%)の57350.38で取引を終えた。58024.88まで上昇した後、一時57082.82まで下落した。

原油など商品価格の上昇が好感され、ナショナル製鉄(CSNA3)や鉄鉱石大手ヴァーレ(VALE3)などウエートの高い資源銘柄に買いが広がった。また、2017年の成長見通しが上方修正されたことも好感された。ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施した週次景気動向調査では、2017年の成長予想が前回の1.30%から1.36%に引き上げられた。一方、指数の上値は重い。7月の経済活動指数が市場予想に反してマイナスに転じたことが景気の先行き不安をやや強めた。統計局は19日、7月の経済活動指数が-0.09%となり、前月の0.23%を下回ったと発表。市場予想は0.25%だった。

【ロシア】MICEX指数 1986.97 +0.25%
19日のロシア株式市場は4日ぶりに反発。主要指標のMICEX指数は前日比5.01ポイント高(+0.25%)の1986.97で取引を終了した。1993.49から1981.39まで下落した。

スタンダード&プアーズ(S&P)がロシア格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げたことを受け、ロシア株式市場への資金流入期待が高まった。また、原油価格や通貨ルーブルの上昇もサポート材料。国内では、プーチン大統領が構造改革を重点に置くと発言したことが景気の改善期待を強めた。

【インド】SENSEX指数 28634.50 +0.12%
19日のインド株式市場は4日続伸。前日比35.47ポイント高(+0.12%)の28634.50、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同28.55ポイント高(+0.33%)の8808.40で取引を終えた。

買いが先行した後は狭いレンジでもみ合った。格上げ期待が高まっていることが支援材料。4-6月期の経常収支が黒字に転じると予測されている。また、利下げ期待が高まっていることも引き続き好感された。弱い経済指標に加え、インフレ率の落ち着きがこうした見方を強めている。今年のモンスーン(雨季)が順調に進んでいるため、穀物の収穫量が前年から大幅に増加すると予測されている。

【中国本土】上海総合指数 3026.05 +0.77%
連休明け19日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比23.20ポイント高(+0.77%)の3026.05ポイントと反発した。

押し目買いが優勢。上海総合指数は先週、約1カ月ぶりの安値水準に落ち込んだため、値ごろ感が着目されている。人民元レートが落ち着いていることもプラスだ。

《CS》

 提供:フィスコ

日経平均