市場ニュース

戻る
 

【市況】直近安値水準での踏ん張りをみせたいところ/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 19日のNY市場は下落。原油相場の上昇を受けて欧州株が全面高となった流れを受けて買いが先行。9月NAHB住宅市場指数が予想を上振れたほか、先週の軟調な経済指標を受けた利上げ観測の後退なども材料視された。しかし、明日から開催される連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を見極めたいとの思惑から、引けにかけて上げ幅を縮小。ダウ平均は3.63ドル安の18120.17、ナスダックは9.54ポイント安の5235.03。シカゴ日経225先物清算値は大阪比105円安の16245円だった。
 売り先行の流れから日経平均は先週末のリバウンド部分を帳消しにしてくることになりそうだ。直近安値とのダブル・ボトム形成が意識されているが、これを割り込んでくるようだと。一目均衡表の雲上限を試しに行く展開がみえてくる。この雲上限が支持線として意識される可能性はあるものの、雲は来週にも一気に切り上がりをみせてくるため、これに沿ったリバウンドをみせられるかを、見極める必要がありそうだ。直近安値水準での踏ん張りをみせたいところである。16300-16500円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 16500円-下限 16300円

《TM》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均