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【通貨】NY為替:米CPIが予想上回り年内の利上げ観測強まる、ドル上昇102.46円/1.1150ドル

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、101円81銭から102円46銭まで上昇して102円27銭で引けた。予想を上回った米国の8月消費者物価指数(CPI)を受けて年内の利上げ観測を受けたドル買いが再燃。

ユーロ・ドルは、1.1230ドルから1.1150ドルへ下落して1.1156ドルで引けた。英国のメイ首相やジョンソン外相が2017年初めにも基本条約50条を発動し、EU離脱の意思を正式に通達する可能性をほのめかしたため、英国の欧州連合(EU)離脱懸念を受けたユーロ売りが加速。ユーロ・円は、114円44銭から113円96銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.3178ドルから1.2998ドルへ下落した。英国が欧州連合(EU)離脱協議を2017年初めに開始する意向を示したことがポンド売りに拍車をかけた。ドル・スイスは、0.9741フランから0.9818フランへ上昇した。

《MT》

 提供:フィスコ

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