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【通貨】来週の為替相場見通し=日米の政策決定会合が焦点

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、20~21日に開かれる日米金融当局の政策決定会合が焦点となる。予想レンジは1ドル=100円00銭~104円00銭。

 まずは、金融政策の「総括的な検証」を踏まえた日銀金融政策決定会合の内容に注目が集まる。市場では追加緩和期待が根強いが、金融政策の変更がなかった場合は失望感から円買いが進む可能性がある。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)は、足もとで市場予想を下回る経済指標が相次いでいることもあり、今回は利上げを見送るとの見方が多い。ただ、年内利上げの可能性は残るとみられ、その場合ドルは底堅さをみせそうだ。

 このほか、20日に米8月住宅着工件数、22日に米8月中古住宅販売件数および米新規失業保険申請件数などの経済指標が発表される。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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