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【材料】萩原工業---3Q営業利益は8.4%増、合成樹脂加工製品好調で進捗率は76%

萩原工業 <日足> 「株探」多機能チャートより

萩原工業<7856>は12日、2016年10月期第3四半期(15年11月-16年7月)決算を発表。売上高が前年同期比0.9%増の166.90億円、営業利益が同8.4%増の19.80億円、経常利益が同3.1%増の19.15億円、四半期純利益が同28.9%増の14.89億円だった。

合成樹脂加工製品事業は、国内向け人工芝原糸、粘着テープ・カーペット基材等の生活関連資材が堅調に推移。コンクリート補強繊維は国内向けが好調。海外向けメルタッククロス、農業資材用ラミネートクロスは、販売は堅調だったが、円高により収益性が低下。同事業の売上高は前年同期比1.3%増の132.28億円、営業利益が同17.0%増の16.79億円。

機械製品事業の売上高は同0.9%減の34.61億円、営業利益が同23.3%減の3.01億円だった。主力製品であるスリッター関連機器は、海外向け光学系特殊機の販売は順調だったが、国内向けの光学系、軟包装系向け標準機及び紙分野が低調な動きとなった。

16年10月期通期については、売上高が前期比6.5%増の240.00億円、営業利益が同5.9%増の25.00億円、経常利益が同4.5%増の25.00億円、当期純利益が同23.7%増の18.00億円とする期初計画を据え置いている。通期計画に対する第3四半期営業利益の進捗率は79%となる。

《TN》

 提供:フィスコ

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