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【特集】大幸薬品 Research Memo(3):2017年3月期通期計画は据え置き

大幸薬品 <日足> 「株探」多機能チャートより

■決算動向

(2) 2017年3月期の予想

大幸薬品<4574>の2017年3月期の業績予想は売上高で前期比0.9%増の8,400百万円、営業利益で同0.2%増の1,350百万円、経常利益で同15.1%減の1,110百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同1.2%増の850百万円と増収増益の予想を据え置いた。国内医薬品事業では「樋屋奇応丸」の国内独占販売権契約終了による減少、止瀉薬市場の停滞傾向、期首の一時的な流通在庫高による出荷減少及びシェア減少などの課題もあるが、国内医薬品事業の流通在庫は正常化し、海外医薬品事業も当期中に中国への輸出再開が計画されている。加えて感染管理事業は、流通在庫の調整が終了し、店頭販売も好調であり、自社や他社とのアライアンスによる新製品上市や新規販売チャネル開拓による業績上積みも期待される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《HN》

 提供:フィスコ

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