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【市況】アップル関連に関心が向かいやすい/オープニングコメント

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより

 16日の日本株市場は買い先行も、その後はこう着感の強い相場展開になりそうだ。15日の米国市場ではNYダウが177ドル高と反発に。原油相場の上昇のほか、小売売上高などが予想を下回り、これが利上げ観測の後退につながったようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の16390円だった。

 原油高や米株高は好感されるものの、利上げ観測の後退によって円相場は1ドル101円80銭台で推移しており、手掛けづらさがある。また、連休を控えているほか、今週はみずほ証券で「Mizuho Investment Conference Tokyo」が開催されている。証券会社によるカンファレンス開催により、機関投資家の市場参加も限られているとも聞かれる。薄商いの中、短期的な需給に振らされやすいだろう。

 物色としては、アップル関連に関心が向かいやすいだろう。「iPhone 7 plus」の初回出荷分が完売したと伝えられているほか、新色の「ジェットブラック」は超レアとも。また、任天堂の「ポケモンGO Plus」が発売される。ゲームショウではVRに関連する報道が相次いでおり、関連するテーマ株等の循環物色が中心になりそうだ。
《AK》

 提供:フィスコ

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