【材料】エニグモ---第2四半期は各利益ともに黒字に転換、「BUYMA（バイマ）」好調

エニグモ<3665>は14日、2017年1月期第2四半期（2-7月）決算を発表。売上高が前年同期比59.4％増の19.09億円、営業利益が8.21億円（前年同期は0.41億円の営業損失）、経常利益が8.24億円（同0.45億円の経常損失）、四半期純利益が5.49億円（同0.61億円の純損失）となり、営業損益、経常損益、四半期純損益はそれぞれ黒字に転換している。

ソーシャルコマース事業の売上高が前年同期比50.2％増の17.40億円、セグメント利益が同3495.5％増の7.88億円と拡大。ソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA（バイマ）」を中心とした運営を行っているが、引き続き各種施策を展開しており、会員数は同35.8％増の3,486,313人、商品取扱高は同40.6％増の148.28億円となった。

また、メディア事業においては、売上高が同330.6％増の1.69億円、セグメント利益が0.33億円（前年同期は0.63億円の損失）と黒字に転換している。女子向けキュレーションメディア「4meee!」および主婦・ママ向けキュレーションメディア「4yuuu!」において、広告収入が順調に成長している。

なお、通期業績予想については、いったん未定としている。当初計画に対する第2四半期の進捗率は、売上高が58.5％、営業利益が82.0％、経常利益が82.3％、当期純利益については90.6％と、当初計画を大きく上回って推移している。下半期も好調を見込むものの、業績予想の上方修正額については、グループ全体の正確な金額を精査中としている。

《TN》

　提供：フィスコ